パーソナルカラーの勘違い?
「それでは診断していきましょう」
「あなたの虹彩(瞳)の色は?」
「あなたの虹彩(瞳)のパターンは?」
「あなたの白目の色は?」
「あなたの血管の色は?」
「あなたの手のヒラの色は?」
上記の質問はよくパーソナルカラー診断時や自己診断時に聞かれる質問です。
その質問に答えていくと、結果こうなります。
(※わかりやすくするため極端な表現にしています。)
...あれ?おかしいですよね?
でも先ほどの質問に対する答えた結果はこうなります。
なぜなら先ほどの質問は「あなたの肌の色味」に関する質問だからです。
虹彩のパターンに関してはそれですらありません。
ここのパーソナルカラーにおいて最も根幹の部分をプロと呼ばれる方も含む多くの方が勘違いしています。
大切なことですが、パーソナルカラー診断において個人の肌の色味がイエベだろうがブルベだろうが一切関係ありません。
言い換えれば、「個人という物体」の色がイエベだろうがブルベだろうが何であろうが関係ないのです。
そのため先ほどの質問は意味がありません。
パーソナルカラー診断は個人に対して「似合う色」を診断することで、その人の肌の色味を特定することではありません。
だからこそ何十枚ものドレープを肌に当てて一枚一枚慎重に診断していきます。
例えば、肌の色見がブルベの人に対して、そのままだと少し血色が足りず顔色が悪く見えるので、イエベを足して血色感を出し健康的に見せるといったこともよくあります。
その場合その人のベースはイエベ(イエローベース)になります。
慎重に診断した結果として、あなたに対して似合う色の「ベース」はイエローベース 、「明度」は中〜明るめ、「彩度」は高め、「清濁」は清色(クリア)といったような答えがでます。
一番最後にその特徴をフォーシーズンに当てはめると「春」となります。
プロのコンサルタントに診断してもらう時、もしそのコンサルタントが先ほどの質問を診断の中に取り入れてたら、結果を疑ってみてください。
間違った要素を診断に取り入れると、結果にも影響が出る可能性が大きいです。