パーソナルカラーの4属性とは?
パーソナルカラーは色を構成する「色相(ベース)」「明度」「彩度」の三つの属性に質感を表す属性「清濁」を加えた4つの属性から、個々に合った似合う色調域(色の範囲)を測定します。
パーソナルカラーではイエベ、ブルベで有名な「色相(ベース)」が有名ですが、その他の3つの属性も色相(ベース)と同じくらい肌の見え方に影響があり、パーソナルカラーを診断する上で等しく重要な要素です。
また色相(ベース)による変化よりも、その他の属性による見え方の変化の方が大きく出る(その人にとってキーとなる重要な属性)方もたくさんいます。
パーソナルカラーを構成する各属性の効果:①色相(ベース)

イエローベース - 肌を健康的にふっくらと血色良く見せ、ラインをまろやかに、イキイキとした印象になります。
ブルーベース - 肌の血色を抜き色白に、透明感があり、スッキリとした印象になります。
イエローベースが人に対し良い効果(似合う)を出すと
○血色がよく見える
○若々しく見える
○健康的に見える
○輪郭がふっくらと張って見える
イエローベースが人に対し悪い効果(似合わない)を出すと
×肌色が黄ばんで見える ×輪郭がもたついて見える
×顔が大きく見える
ブルーベースが人に対し良い効果(似合う)を出すと
○色が白く見える
○肌に透明感が出る
○顔が小さく見える
○輪郭がスッキリと見える
ブルーベースが人に対し悪い効果(似合わない)を出すと
×肌色が不健康に見える
×輪郭がゲッソリして見える
×寂しい印象になる
パーソナルカラーを構成する各属性の効果:②明度

高明度〜中明度 - 肌が明るく、ふっくらと抜け感のある白さになり、色素沈着なども目立たなくなります。
低明度〜中明度 - 肌が濃くあでやかで、輪郭が引き締まり、小顔効果が抜群に高くなります。
明るい色が人に対し良い効果(似合うと感じる)を出すと
○肌が明るく見える
○若々しく見える
○肌のトラブルが目立たなくなる(シミ、色素沈着、法令線など)
○顔がふっくらとして見える
明るい色が人に対し悪い効果(似合わないと感じる)を出すと
×ぼんやりとぼけてみえる
×顔が大きく見える
暗い色が人に対し良い効果(似合うと感じる)を出すと
○輪郭が引き締まって見える
○顔が小さく見える
○輪郭がスッキリと見える
暗い色が人に対し悪い効果(似合わないと感じる)を出すと
×顔が暗い印象になる
×色素沈着や線・影などが濃く見える
パーソナルカラーを構成する各属性の効果:③彩度

高彩度〜中彩度 - 肌に色味がまして、クッキリと華やかに見えます。
低明度〜中明度 - 肌の色味が抜け、白くソフトに、穏やかな印象に見えます。
彩度が高い色が人に対し良い効果(似合うと感じる)を出すと
○顔が華やかに見える
○印象が強くなる
○目鼻立ちがクッキリと見える
彩度が高い色が人に対し悪い効果(似合わないと感じる)を出すと
×色ばかり目立って見える
×派手で下品に見える
彩度が低い色が人に対し良い効果(似合うと感じる)を出すと
○全体にスッキリと上品に見える
○肌が均一に見える
○スタイリッシュな印象になる
彩度が低い色が人に対し悪い効果(似合わないと感じる)を出すと
×顔色が抜けて寂しく見える
×印象が弱くなる
パーソナルカラーを構成する各属性の効果:④清濁

清色 - 輪郭がクッキリと、肌にハリや艶が増して、明るく若々しい印象になります。
濁色 - 輪郭がソフトに、肌が均一になめらかに見え、シックで落ち着いた印象になります。
清色が人に対し良い効果(似合うと感じる)を出すと
○肌にツヤやハリが出て見える
○輪郭がくっきりとシャープに見える
○華やかに明るく見える
清色が人に対し悪い効果(似合わないと感じる)を出すと
×色ばかり目立って肌もギラギラして見える
×硬い感じがする
濁色が人に対し良い効果(似合うと感じる)を出すと
○馴染みが良い印象になる
○肌が均一になめらかに見える
○落ち着いて上品に見える
濁色が人に対し悪い効果(似合わないと感じる)を出すと
×暗く見える
×地味に見える